文部科学省 地域イノベーション戦略プログラム(国際競争力強化地域)とくしま「健幸」イノベーション構想推進地域
各支援メニューの概要

地域イノベーション戦略支援プログラムでは、「地域イノベーション戦略の中核を担う研究者の集積」、「大学等の知のネットワークの構築」及び「地域イノベーション戦略実現のための人材育成プログラムの開発及び実施」の3つの支援メニューにおいて文部科学省からの支援を受け、糖尿病克服のための持続的なイノベーション創出に向けた取組を行います。

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地域イノベーション戦略の中核を担う研究者の集積(実施機関:徳島大学、徳島文理大学)


徳島地域のシーズをさらに強化、補完するのに必要な技術を持つ人材を国内外から招へいし、3テーマの柱からなる研究開発を実施します。
糖尿病病態進行からまもる研究
膵β細胞の傷害を早期に発見するエピゲノム解析技術等の開発により、糖尿病の早期診断、膵島移植後の細胞障害の定量化を実現し、膵β細胞治療の技術開発を促進します。
また、これまでの成果である「超高感度自己抗体測定法」の応用により、膵β細胞の機能低下を早期かつ的確に診断、適切な治療につなげます。
さらに、魚油由来脂肪酸にインスリン抵抗性改善作用等があることに着目し、世界初となる糖尿病の原因であり合併症でもある非アルコール性脂肪性肝炎の新たな治療薬や特定保健用食品・機能性表示食品の開発を目指します。

招へい研究者
山田 美鈴(筑波大学)、藤本 侑希(熊本大学)、
橋本 悟(大分大学)、升本 早枝子(農業・食品産業技術総合研究機構)
糖尿病合併症からまもる研究
糖尿病と合併症の原因となる小胞体ストレスを解消する画期的な創薬を実現することにより、医療費削減、健全な労働人口の確保に寄与することを目指します。
これまでの成果である「小胞体ストレスを標的とした創薬スクリーニング法」を応用し、世界初となる画期的な治療薬のリード化合物を開発します。
また、このスクリーニング法をさらに横展開し、糖尿病合併症のリード化合物の開発を行い、開発完了後は早期の創薬開発・社会実装を実現します。これらの研究開発の促進と高度化を図るため、これまでの成果である「細胞機能を体外で再現する技術」を応用し、ヒト間葉系幹細胞を用いたiPS細胞培養系の確立等も併せて行います。

招へい研究者
谷内 秀輔(広島大学)、山川 哲生(産業技術総合研究所)、張 君(広島大学)、森島 真幸(大分大学)
ニーズを集め、ベストミックスを組み立てる研究
効果的な糖尿病治療を実現するとともに、テーマ①及びテーマ②の研究開発と臨床との有機的連携を図るため、ICTを活用した新たな地域医療連携モデルの開発等を行います。
これまでの成果の発展形である検診・生活指導サービス、ICTを活用した地域医療ネットワーク、エネルギー密度の概念を取り入れた食事メニュー・運動療法等と、効率的な介入指導と糖尿病電子手帳を用いた患者本人による疾患管理等を組み合わせた、ICTを活用した糖尿病地域医療連携モデルを開発します。
また開発後は、地域の民間医療機関等への技術移転を進めるとともに、地域の健康食品産業やサービス産業との連携を進め、幅広い糖尿病検診治療ビジネスモデルの構築を目指します。

招へい研究者
森 博康(兵庫大学)、高成広起(大分大学)


2
大学等の知のネットワークの構築(実施機関:(公財)とくしま産業振興機構)
地域のシーズ及び企業や市場のニーズを調査、分析し、地域イノベーション戦略実現のための各種取組にフィードバックするとともに、生み出された成果の発信とベストマッチングを行い事業化を促進します。
またグローバルな競争力を持つため不可欠な知的財産戦略の構築、各種規制への対応、ベンチャー企業の設立支援などのため、それぞれの分野の実務に精通した人材をアドバイザーとして配置します。



3
地域イノベーション戦略実現のための人材育成プログラムの開発及び実施(実施機関:徳島大学)
今後地域において不可欠となる人材を育成するための3つの人材育成プログラムの開発と実施を行います。将来の指導者的立場となる人材を長期的な視点で育成することにより、持続的なイノベーションの創出を狙います。

プロジェクトマネージャー育成プログラム
大学院生を主な対象として、社会ニーズの解決を第一に考え、研究シーズや関連技術を集め事業化に向かってプロジェクトを推進していくプロジェクトマネージャーを「イノベーション基礎コース」と「イノベーション実践コース」の2つのステップで構成されるプログラムで育成します。
地域糖尿病療養指導士(LCDE)育成プログラム
大学院生や医療従事者を主な対象として、糖尿病専門医のもとで患者への教育・指導を行う知識と技能を持った糖尿病療養指導士を、県医師会による講習とも連携した大学の教育プログラムとeラーニングによる教材発信などにより育成します。
ICT ネットワーク運営、分析担当者育成プログラム
大学院生や医療従事者を主な対象として、糖尿病克服のためのICTネットワークを運用・管理し、蓄積されたビッグデータを活用することの出来る人材を、講習会やeラーニング、さらにはOJT方式による知識と技術の習得を通じて育成します。


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